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カワサキ乗りが浜名湖に集結!27年の歴史を持つKCBM

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

MotoMeganeをご覧になっている皆様、MOTOINFOは、一般社団法人 日本自動車工業会(自工会)が運営する二輪車に関する情報メディアです。今回はMotoMeganeにて、ライダーの皆さんや、これからバイクに乗りたいと思っている方に、二輪車の楽しさや利便性、安全・快適に楽しむための情報を発信しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

27年の歴史を持つカワサキのファンミーティング「カワサキコーヒーブレイクミーティング」(以下、KCBM)の今年4回目が、「浜名湖ボートレース場」(静岡県湖西市)にて開催されました。快晴に恵まれた冬の浜名湖には2,142名の来場者が集まり、会場は大いに盛り上がりました。

振る舞われたホットコーヒーで暖をとりながら、会場を巡ったり、仲間とバイク談義に花を咲かせたりと、おもいおもいに楽しむ来場者の姿が見られました。カワサキ一色に染まったイベントの模様とともに、来場者や主催者の声をお伝えします。

MOTO INFO掲載日:2025年12月22日

目次

コーヒーを片手にバイクを眺める、それがKCBMの趣旨

KCBMは、カワサキモータースジャパンと二輪車専門誌『カワサキバイクマガジン』の共催によりスタートした、カワサキファン参加型のイベントです。第1回は1998年4月、大分県のサーキット「SPA直入」で開催されて以来、毎年開催されている長寿イベントです。

参加台数のおよそ8割がカワサキのバイクでした

今年は3月に徳島県の「沖洲マリンターミナル」、6月に岩手県の「夏油高原スキー場」、10月に新潟県の「かぐらスキー場みつまたステーション」、そして今回は静岡県の「浜名湖ボートレース場」にて開催され、合計で4回の開催となりました。過去には年に10回開催された年もあり、累計参加回数が100回を超える熱烈なカワサキファンも存在しています。

駐輪場オープンから1時間半ほどでこれだけのバイクが入場しました
続々とやってきた来場者。旧車から最新モデルまでが一堂に会しました

イベント名に「コーヒーブレイク」とあるように、コーヒーを片手にバイク談義を楽しむのがKCBMの趣旨です。ドリップで淹れた本格的なコーヒーが提供されますが、利用には「マイカップを持参する」ことが条件です。地球環境に配慮し、紙コップなどの使い捨て容器は用意していません。もちろん、うっかりカップを忘れてしまっても大丈夫です。会場内ではオフィシャルグッズとしてマグカップが用意されているほか、各出展ブースでもさまざまなカップ類が販売されています。

ピーク時のコーヒー待機列。おかわりも自由です
コーヒーはホットとアイスが選べ、砂糖やミルクなども用意されています
オフィシャルグッズとして販売されている今年のKCBMマグカップ

1回5,000円の「KCBMガチャ!」が大人気

こちらは「KCBMガチャ!」のブース。途中で待機列が制限されるほどの人気ぶりでした

コーヒーと同じぐらい長い行列ができていたのは、「KCBMガチャ!」と呼ばれる企画です。カワサキのオリジナルグッズが当たるカプセルトイで、1回5,000円とやや高額ですが、必ず5,000円以上のアイテムがもらえるのでとてもお得です。今回の最高額商品は、定価50,000円以上のライディングジャケットでした。

また、カワサキには、誰でも入会できるファンクラブ「KAZE」(Kawasaki Amusing Zone for Everybodyの略称)があります。会場では、KAZEメンバー向けの「グリーンチャレンジ」グッズの抽選会も行われていました。

KAZEメンバー向けの「グリーンチャレンジ」というカプセルトイのブースです
左から、K賞:バスタオル、A賞:ナップサック、Z賞:ネックストラップ、E賞:ハンドタオルです
2025年シーズンに用意されたオフィシャルグッズ。KAZEメンバーであれば割引価格で購入できますが、昼前には「SOLD OUT」のステッカーが貼られていました
オフィシャルグッズのクッションシート。折り畳めるので携行に便利ですね

会場内で撮影した写真に「#カワサキ」や「#KCBM」のハッシュタグを付けて投稿すると、オフィシャルステッカーがプレゼントされる企画も実施されていました。検索すると、イベントを満喫する多くの参加者も確認できました。

これがSNS投稿で配布された会場内限定のオフィシャルステッカーです

ステージイベントのメインは午前と午後のじゃんけん大会

KCBMの定番イベントは、午前と午後に行われるじゃんけん大会です。「最初はグー」ならぬ「最初はK」で始まり、会場は熱気に包まれます。勝ち残った方には、カワサキのタオルやトートバッグ、キーホルダーなどの豪華景品が贈られます。

じゃんけん大会の模様。親指、人差し指、中指の3本でカワサキの「K」を表現して「最初はK!」
中央は元カワサキのデザイナーである福本 圭志氏。ブースで販売しているオリジナルのイラストカレンダーを紹介していました。左は二輪ジャーナリストの川崎 由美子氏
出展ブース巡りも楽しみのひとつ。商品の詳細を熱心に聞く様子があちこちで見られました
こちらはカワサキプラザ店のブース群。岡崎、知立、名古屋緑、焼津、豊橋、浜松の各店舗が出展されていました
「KCBM 2025」のロゴの入ったマグカップやタンブラーを販売しているブースも盛況でした
記念の集合写真撮影でイベントを締めくくります
KCBMの象徴になっている文字モニュメント。たくさんの人が記念撮影していました

KCBMに駆けつけたカワサキ乗りの声

manhattanさん (兵庫県 / 50歳 / カワサキ「Ninja 1000」)

「18歳で二輪車免許を取得して以来、ずっとカワサキ一筋なんですよ。今のNinja 1000は2019年式で、もう89,000kmほど走っています。

KCBMには昔から参加していて、いろいろな土地をツーリングをする良いキッカケになっていますね。ここに来ればたくさんのバイクを見られますし、それが楽しいんです。もちろん来年以降も参加しますよ」

リーナさん (愛知県 / 48歳 / カワサキ「GPZ900R」)

「このニンジャ(GPZ900R)は新車で購入して以来、ずっと乗り続けています。沖縄にも2回渡ったことがあるんですよ。KCBMは2011年、2018年、そして今回が3回目の参加となります。以前はカワサキ車とそれ以外で駐輪スペースが分けられていたんですが、今はもう一緒なんですね。これなら他社のバイクに乗る仲間を誘いやすくなります。

来ている車両を見ていると、『2スト車が減ったなあ』とか『新しいモデルがずいぶん増えたなあ』とか思います。時代の流れを感じますね」

KCBMを主催するカワサキ担当者の想い

カワサキモータースジャパン 営業統括部 CS部 KAZE運営課
安岡 義人氏

「KCBMは、カワサキを愛するライダーが、より楽しくバイクライフを送るための場を提供するという趣旨で誕生しました。回を重ねるにつれて、多くのライダーに愛されるイベントへと成長し、現在はマナーアップの啓発活動を行うことも目的となりました。

私がKCBMを受け持って3年目になります。それ以前はバイクレースの世界にいまして、初めてKCBMに参加した際は『こんなに多くのお客様がいらっしゃるイベントなのか』と驚きましたね。今年は徳島、岩手、新潟、静岡で開催しましたが、すべての会場に足を運んでくれたライダーも少なくありません。その一方で、今回が初参加という方も多かったですし、何よりここ静岡では、女性ライダーが増えたという印象です。『W230』や『MEGURO S1』、『エリミネーター』といった足つき性の良いモデルが増えたことも影響しているのだと思います。

来シーズンについては、冬季のうちに開催地や時期などを検討し、早めに発表できるように準備を進めています。KCBMをキッカケに『ちょっと遠出をしてみようか』と、よりバイクを楽しんでいただければ、それが私たちの最大の喜びです」

コーヒーがつなぐ、みんなの交差点

帰路に着く来場者をスタッフがお見送り

かじかんだ指先を缶コーヒーで温めた経験のあるライダーは少なくないでしょう。かつてイギリスには、若いライダーが夜な夜なカフェに集まるという「カフェレーサー」という大衆文化があったことから、バイクに乗る者にとってもっとも親和性の高い飲み物はコーヒーなのかもしれません。

そんなコーヒーを無料で提供してくれるKCBMでは、年齢や性別、そして車種の垣根を越えて、オーナー同士が語らっている様子があちこちで見られました。そこには、単なるメーカー主催イベントにとどまらない、カワサキという共通言語を持った者同士が自然とつながる“場の力”があります。

会場内では、バイクの話だけでなく、初参加の若いライダーにベテランがアドバイスを送ったり、離れた地域から参加した人たちが次の目的地を語り合ったりと、多様な交流が見られました。KCBMは、世代や経験の垣根を超えた、小さなコミュニティの交差点のような場といえます。

そして何より、広大な会場に並ぶ無数のカワサキ車の排気音や色、たたずまいは、オーナーにとって自身のバイクの物語を再確認する時間にもなるはずです。コーヒーを片手に愛車を眺め、何気ない会話を楽しむそのひとときこそ、KCBMが長年、多くのライダーに愛され続けてきた理由なのでしょう。

Kawasaki Coffee Break Meeting
https://www3.kawasaki-motors.com/kaze/kcbm

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