MotoMeganeをご覧の皆さま、こんにちは! プロトツーリング部のはなしろです。 「のりもの × アソビ」をテーマに、バイクやクルマ、e-Bikeなどの情報をMotoMeganeユーザーの皆さまにもお届けしますので、お楽しみください!
新型KATANA ブレンボ号をご紹介!派手さはないけど高級なKATANAになってます♪
今回は、SUZUKI 新型KATANAのデモ車紹介です! このバイクが登場したとき賛否両論ありましたよね…でも、現代に蘇ったこのKATANAを見て率直に思ったこと。カッコいいやん。
ベースになっているGSX-S1000が、クセが無くてとても乗りやすいってところもポイント高いですね。初めての大型バイクでも全然問題ないと思います。さっそくカスタムパーツを見ていきましょう!
キャリパー&マスターシリンダーにはブレンボの最新システムを

キャリパーは、ラジアルキャリパー GP4-RX ニッケルコート 108mmを採用。高級感溢れるアルミ削り出しボディにニッケルコートを施した上級グレードのキャリパーです。鈍い光が高級感ありますよね。

合わせるマスターは、RCSコルサコルタ ラジアルマスターシリンダー φ19。もともとラインナップのあった通常のRCSマスターシリンダーに、無効ストロークの3段階調整機能が追加された最新モデルです。デザインもカッコイイ☆
ん?無効ストロークって?
簡単に言うと、ブレーキレバーを引き始めてから実際にブレーキが効き始めるまでの”余白”みたいなもの。レバーを引き始めてからすぐにストッピングパワーを得たいという人もいれば、ちょっと奥で効き始めてほしいという人もいるはず。通常のマスターシリンダーでは調整できない部分ですが、このRCSコルサコルタならできちゃうんです!これぞ世界最大のブレーキメーカーだからできる技術。

リザーバータンクは人気のスモークカラー。プロトオリジナルのオイルタンクステーでスマートにマウント。

そして、キャリパーやマスターシリンダーを交換する際に必要なのが「ブレーキホース」。SAWAGE-LINE PRO のKATANA専用ブレーキホースキットをブレンボ仕様でオーダーしたものを組み合わせています。
「ナンバープレートの位置」気になってる人多いのでは??
純正状態のKATANAでは、ナンバープレートはリアタイヤの後ろにレイアウトされています。数年前からヨーロッパ車でよく見られるようになったスタイルですね。テールカウルとリアタイヤの間が丸見えのこのスタイル…スポーティーなイメージで、これはこれでアリ。
しかし、KATANAと名乗るのであれば少々奇抜過ぎる感も否めない。こんな気持ちを持っているあなた!プロトのフェンダーレスキットは「普通の位置」にナンバーが付きます。

リアウインカーや、ナンバー等は純正をそのまま使用。リフレクターキットも付属するので、別途購入が必要なパーツはありません。
さらに、純正には無い「荷掛けフック」を追加しているので、シートバッグを固定するのも楽ちん。見た目だけじゃない機能へのこだわりもあるんですね~☆
ローダウンで足つき性を向上

シート上面で20mmのローダウンとなる「EFFEX ローダウンCOMPキット」を装着。COMPキットとは、車高を下げるためのリンクプレートと、車高を下げても駐車時に十分な車両の傾きをキープできるショートサイドスタンドがセットになった商品です。
20mmのローダウンと聞くと「そんなに変わらなくない?」って思われがちですが、この20mmが実はポイント。大幅なローダウンをしてしまうと車両のバランスが崩れ、走行性能に悪影響を与えることがあります。走行性能を犠牲にすることなく足つき性も向上させられるのが「20mm」なんです。
もっと遠くまで行ける。快適ツーリングアイテム
まずは、高速ツーリングで効果を発揮するウィンドスクリーン。

チョイスしたスクリーンは、ドイツのスクリーンメーカー MRA(エムアールエー)のスクリーン スポイラー。スクリーンエンドの小さく跳ね上がったスポイラーが正面から来た空気を上部へ送ることで、体への風圧を軽減します。
※ブレンボのRCSコルサコルタマスターシリンダーを装着していると、ハンドルを左いっぱいに切った際にスクリーンと干渉します。ご注意下さい。
続いては、シートです。このシート、ただのカスタムシートではありません。


シートの中にこっそりと仕込むタイプのゲルザブ。内蔵されるEXGEL®の効果で、ツーリング中に悩まされる”お尻の痛み”を軽減してくれるんです。シートの中に仕込むことによって見た目を気にせずゲルザブの効果が得られるということで、最近人気が高まっている商品です。

タンデムシート側には、GEL-ZAB Sよりも一回り小さいGEL-ZAB SSを仕込んであります。自分だけじゃなくタンデムする人も快適にツーリングして欲しいですからね♪
KATANAのシートは、名古屋市にある株式会社丸直(marunao)様にてシート張替・ゲルザブ埋め込みの加工を行っていただきました。ゲルザブ加工実績日本一!!いつもお世話になります!
現代版KATANAには、アクラポビッチがよく似合う

無駄なクリアランスは一切無しに、スイングアーム横へ配置されるチタンサイレンサー。カーボンエンドキャップと、サイレンサーを覆うカーボンヒートシールドがレーシーなイメージを高めます。サイレンサーステッカーはシルバータイプのロゴを採用。
今回は、SUZUKI 新型KATANAのデモ車を紹介いたしました。詳しい情報は、プロトカスタムダイバーページにも掲載しております。

プロトのデモ車は、”現代のKATANAを現代風にカスタム”といった感じですが、昔のKATANA風にカスタムできるパーツもいろんなメーカーさんから出ていますよね。いろんなカスタムの方向性があるバイクってホント楽しいバイクだと思います☆
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
走り出せば、それはツーリング。では、また次回☆
のりもの × 遊びをテーマに
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