MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ!愛車のGSで日本中を走っていたら、いつの間にか北海道に住み着いていた男、さすライダーです。
北海道にはライダーの大好物の「直線道路」がたくさんありますが、その中でも「エサヌカ線」の真っ直ぐ度はずば抜けています!
もはや現実感がZEROになるほどの直線道路っぷりなので、今回はそんなエサヌカ線の実走レポートをお届けします。
エサヌカ線とは?
エサヌカ線とは北海道のオホーツクエリアに属する日本最北の村「猿払村」が有する「村道」のひとつです。
正式名称は「猿払村道エサヌカ線」で、途中2箇所のクランクを除けば約16kmにわたって延々と直線道路が続くスーパー絶景ロードです!
エサヌカ線の道中には信号・電柱・看板などの人工物が一切ないことに加えて、日本では大変貴重な地平線が見える…まさに「現実感ZERO」の道で、実は以前はそれほど有名な道ではありませんでしたが…今や北海道を代表するライダーの憧れの道であり「北海道屈指のインスタ映えスポット」としても全国的に知られています。
実走レポート:道の駅 さるふつ公園〜エサヌカ線入り口
エサヌカ線アタックの基点となるのが、国道238号線沿いにある「道の駅 さるふつ公園」で、ここからエサヌカ線の入り口までは約8kmの距離です。
道の駅の設備としては広い駐車場と公衆トイレ、それから小規模な観光案内所とお土産屋・食堂の「さるふつまるごと館」そして日帰り入浴可能なホテルとキャンプ場があります。
エサヌカ線に入るとトイレ…というより先に説明したように人工物が一切ないので…ここで用を足したり飲み物を買ったり、それからお腹が空いてる場合は食事を済ませておくことをおすすめします。
ちなみに猿払村は「天然ほたて貝の水揚量が日本一の村」だったりするので「さるふつまるごと館」でホタテ丼やホタテカレーなどの美味しいホタテ料理を味わえます♪
ってことで、道の駅で必要なあれこれを済ませたら…いざエサヌカ線アタックへと進みましょう!
道の駅から国道238号線を8kmほど南下すると、スピードによっては見逃してしまうほどの「小さなエサヌカ線の案内板」があるので…そこを左折すればいよいよエサヌカ線がスタートします!
ぶっちゃけ初回は案内板を見逃す可能性が高いので、GoogleMapなどを活用した方がいいかもしれません(エサヌカ線で検索できます)
実走レポート:エサヌカ線
エサヌカ線突入直後は漁業施設などの若干の人工物があるので、まだまだ現実感を保っていますが…これが最初のクランクを過ぎると一気に「360度の牧草地帯+地平線まで続く直線道路」のスーパーコンボが殺烈します!
おそらくここを初めて走るライダーは、あまりの感動に奇声を上げてしまうかもしれませんが…それくらい現実感ZEROの夢にまで見た「This is 北海道」な光景が広がっています。
ただし、当然ながらこの素晴らしい道を撮影するために停車している車やバイクがちょくちょく出現するので…くれぐれも周りの絶景に見惚れ過ぎず、そしてスピードを出し過ぎず、ゆっくり笑顔でエサヌカ線をお楽しみくださいね♪
あ、そうそう…ひとつ言い忘れていましたが…先に紹介した「道の駅 さるふつ公園」でエサヌカ線の通行証明書やステッカーなどを販売しているので、エサヌカ線アタックの思い出にぜひゲットしておきましょう。
実走レポート:エサヌカ線〜クッチャロ湖畔キャンプ場(ゴール)
ありったけの奇声を発しながらエサヌカ線を走り終えると、再び国道238号線に合流するので、さらに10分ほど走ると…数ある北海道のキャンプ場の中でもライダーに絶大な人気を誇る「クッチャロ湖畔キャンプ場」に辿り着きます。
ラムサール条約指定の美しいクッチャロ湖の湖畔に広がるキャンプ場で、このご時世に1泊400円でウルトラ綺麗な芝生サイトにテントを張れます!
しかも綺麗な室内トイレに屋根付きの炊事場、ランドリー、フリーWi-Fi、売店ありの管理棟と設備が整っている上に、目の前のクッチャロ湖に落ちる壮大な夕陽ショーを特等席で鑑賞できます!…から〜の、徒歩圏内に温泉マニアの間では一目置かれている存在の「はまとんべつ温泉ウイング(日帰り入浴OKなホテル)」まである…もはや泊まらない理由なんて存在しない…ってか、泊まらない理由があるなら教えて欲しい超絶ナイスなキャンプ場なんです!
…っと、僕の中の有り余る「クッチャロ湖畔キャンプ場愛」が爆発してしまいましたが…エサヌカ線を走った後にここでキャンプをすると…もれなく人生の楽園を味わえます!…ってことで、今回の実走レポートはこれにて完結とさせていただきます!お疲れ様でした♪