道の駅の特徴

東松島市は宮城県の東部に位置し、太平洋に面した自然豊かなまち。市の南東部には松島湾の一部が広がり、美しい海岸線や島々を望める。航空自衛隊松島基地があることで知られ、航空祭などのイベントでは多くの航空ファンが訪れる。


『道の駅 東松島』は2024年11月27日にオープン。一般道の市道百合子線からアクセスでき、三陸自動車道上り線の矢本パーキングエリアに直結しているため、高速道路からも利用可能。一般道側の駐車場にはバイク専用のスペースも用意されている。屋外広場には「HIGASHIMATSUSHIMA」のモニュメントが設置されており、道の駅の目印となる。


道の駅の施設は物販飲食棟と観光棟の2つに分かれる。2棟の間には滑走路をイメージしたペイントが施され、物販飲食棟の内装はブルーインパルスの格納庫をモチーフにしている。物販飲食棟の2階には展望デッキがあり、東松島市内や松島基地を一望できるほか、ブルーインパルスの飛行訓練を間近で楽しめる。道の駅は、東松島市のシンボル「ブルーインパルス」を身近に感じられる場所となっている。


物販飲食棟の1階には物販エリアがあり、東松島の特産品や土産品、農産物、道の駅オリジナル商品などを販売する。その一角にはブルーインパルスコーナーが設けられ、ブルーインパルスグッズが豊富に揃う。食事は、2階のレストランで東松島の食材を使ったメニューを楽しめる。また、1階の屋外にはずんだ専門店とコーヒーショップの2店舗があり、テイクアウトメニューを販売。購入した商品は、2階展望デッキのカウンター席で味わえる。

観光棟では、VRを使ったブルーインパルスの搭乗体験ができる。360°の迫力ある飛行体験を楽しめるのはここだけ。
道の駅の周辺には、日本三景のひとつ松島や牡鹿コバルトラインなどがあり、三陸方面ツーリングの中継地点としても便利。ご当地グルメや買い物を楽しみながら、ブルーインパルスの飛行訓練を見られる道の駅。休憩スポットとしてだけでなく、ツーリングの目的地にも最適。飛行訓練は平日に実施されることが多いので、観覧を目的に訪れる場合は平日を狙うのがおすすめだ。
施設紹介















物産飲食棟1階には、ブルーインパルスグッズや、新鮮な農産物、地元の土産品が並ぶ物販エリア、2階はレストラン「Highway Kitchen 颯」(約100席)、屋外店舗に「ZUNDA ZUNDA STATIONあおばずんだ本舗」「珈琲工房いしかわ」があり、買い物や食事ができる。観光棟には、観光案内所、ブルーインパルスの飛行体験ができるVRスペース(協力金300円、13歳未満は利用不可)、キッズスペースがある。24時間営業のコンビニも併設する。
名物&名産品
◆東松島長寿味噌
地元宮城を中心とした国産大豆のみを使用し、米麹、大豆麹に使用する米と大豆も地元産で作られている。麹も全て自社で製造するというこだわりで、伝統的な製法を受け継ぎながら作られている。物販コーナーで販売されているほか、レストランでは長寿味噌を使った味噌ラーメンや味噌カツ定食を味わえる。
◆東松島海苔らーめん

東松島市は国内有数の海苔の産地。東松島市の香り高く風味豊かな海苔を使ったご当地ラーメンで、海苔が練り込まれた麺は薄い緑色をしている。ラーメンには一枚そのまま焼海苔がのっていて、塩スープに溶かして食べると海苔の風味豊かなスープに変わる。トッピングには東松島特産の牡蠣ものっている。
◆ブルーインパルス

正式には「第11飛行隊」と呼ばれ、宮城県の松島基地を拠点としている航空自衛隊のアクロバット飛行チームで、日本各地の航空祭や記念行事で華麗な編隊飛行やダイナミックな演技を披露する。白と青の機体が特徴的。道の駅ではブルーインパルスグッズやお菓子、ブルーインパルスをイメージしたグルメなどを販売。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆松島

日本三景の一つで、大小260余りの島々が織りなす絶景が魅力。瑞巌寺や五大堂などの歴史的名所が点在し、「出会い橋」とも呼ばれる塗りの福浦橋も人気。松島湾を巡る遊覧船では奇岩や大小の島々を眺めながら、海上からの景色を楽しめるのでオススメだ。四季折々の美しい風景を楽しめる。
◆ふたごの湯
石巻市にある道の駅上品の郷にある、日帰り温泉施設。宮城県唯一の含鉄塩化物泉で、茶褐色の湯だ。水風呂は源泉風呂となっており、成分が濃厚な源泉に浸かれる。豊富な鉄分と塩分で身体が芯から温まり、湯冷めしにくい。檜と石が使用された2種類の浴室は男女が週ごとに入れ替わる。料金は大人平日650円、土日祝780円、9~21時(最終受付20:30)
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