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インカムって違反になるの?バイクツーリングで使う時の注意ポイントまとめ

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

バイクで使われるインカムは、仲間とのツーリングを盛り上げるだけでなく、ソロライドでも役立つアイテムとして注目されています。

そのような中、通信距離や使用可能時間などといった使い勝手が気になる人もいるのではないでしょうか。

そして、なかにはインカムの使用が「ながら運転」とみなされてしまうこともあるのでは、と不安に思う人もいるかもしれません。

では、実際のインカムの使い勝手はどのようなものなのでしょうか。

目次

インカムはツーリングに適した特徴を持ち合わせたアイテム

インカムは、バイクでのツーリング時に役立つアイテムと言われることも少なくありません。

大人数でのツーリング時には仲間とリアルタイムで連絡が取れるだけでなく、ソロのときには音楽やナビを聞くこともできるとされています。

多くの用途に使えるインカムですが、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか。

まず、市販されているバイク用インカムは、Bluetoothイヤホンなどとは異なり、ツーリングでの使用を前提に設計されています。

とくに通信可能な距離やバッテリーの持続時間といった性能に関しては、バイクでの実用性を重視した仕様となっている場合が一般的です。

たとえば、エントリーモデルとされる製品であっても、おおむね8〜12時間の連続稼働が可能とされており、日帰りツーリングをカバーできる電池持ちが確保されているといいます。

さらに上位モデルでは、20時間前後の使用が可能など、数日にわたるロングツーリングにも対応できる設計のものも多いようです。

また、通信距離についても、ソロライドでナビ音声を聞くだけでなく、複数人でのグループツーリングにも対応できるように配慮されているといいます。

高性能モデルの一部では、およそ1000メートル先にいる仲間との会話が可能とされており、広い通信エリアが確保されていることがうかがえます。

このように、バイク用インカムはツーリング中の実用性を高める機能を多数備えており、バイクならではのライディングスタイルに寄り添った機器といえそうです。

そのほか、価格が抑えられたソロモデルでは、多人数での通話機能が削られる代わりに、ハンズフリーでスマホを操作したり、音楽やナビを聞くことに特化したモデルもあり、用途に合わせた選択ができるのもインカムの魅力といえます。

インカムを使用する際には注意が必要!

上述のように、インカムは便利なアイテムですが、使い方によっては危険を生じさせたり、交通違反として取り締まられるおそれがあります。

まず、前提として、走行中に両手が使える状態で通話したり、音楽を聴いたりすることは禁止されていないため、走行前にペアリングした機器で会話したり、音楽を聴くことは違反にはなりません。

しかし、音量を極端に大きく設定し、周囲の音が聞こえないまま運転することもいうまでもなく危険です。

このような状態での運転は、周囲のクルマやバイクの接近音、クラクションなどを聞き逃すことになりかねず、結果として事故のリスクを高めることにつながります。

そのため、インカムを使用するときは、周囲の音が聞こえるように適切な音量で使用する必要があるとされています。

さらに、インカムを使用するために走行中に手をハンドルから離す行為は、手放し運転となり、道路交通法第70条に示される安全運転義務違反とみなされるといいます。

加えて、走行中にインカムに紐づいたスマートフォンを注視する行為も、ながらスマホとされ、道路交通法第71条に示される携帯電話使用等の交通違反として取り締まられるおそれがあるとされています。

そのため、走行中にインカムがずれたり、操作の必要が生じたときは、必ず停車してから対処することが必要です。

まとめ

バイク用インカムは、ツーリングの楽しさを広げてくれる心強いアイテムです。

通話や音楽、ナビの案内をハンズフリーで活用できる利便性は、ソロでもグループでもライディングの快適性を高めてくれます。

しかし、使い方を誤れば、思わぬ違反や事故の原因になる場合もあります。

安全に使うためには、操作は停車中におこなうことを徹底し、走行中は周囲の音が聞こえるような環境を保つことが必要です。

インカムの特性を正しく理解し、安全に配慮しながら使用することで、より快適で充実したバイクライフにつながっていくかもしれません。

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