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公道から本格オフロードまで、冒険好きライダーに新たな選択肢!KOVEの魅力たっぷりのバイクに注目

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

バイクシーズンの到来を告げる、大阪・名古屋・東京の『モーターサイクルショー』が開催された。新製品もたくさん登場するなど、各社が精力的なブース出展をしていた同ショーの中から、モトメガネ編集部が注目したブースをピックアップ

ブースのテーマや話題となった製品の紹介をしていく。ショーに行けなかった方、行ったけど見逃してしまった方、見たけど復習したい方、とくとご覧あれ!

目次

KOVEが発した「高性能ラリーマシンでそのまま公道を走る」の衝撃

2023年、KOVE(コーベ)は世界を驚かせた。世界で最も有名で過酷なラリーのひとつであるダカール・ラリーに初参戦し、『全車完走』という快挙を成し遂げたのである。このラリー、実に14ステージもあり、ほとんどが450kmほどの距離。しかも山岳地帯や砂漠など過酷な環境の中で少しでも速く走るという、マシンにとって過酷な条件がそろっているのだ。このラリーを走り切ったマシンが、ほぼそのままで公道を走れるように市販化されたことがまた驚き。詳しくは車両紹介の部分で書かせていただくが、実に興味深くて面白い。特別なバイクライフが送れるだろう。

アドベンチャー&オフロードに限定することで魅力を伝える

KOVEに加えて電動オフロードのCAOFEN(カオフェン)を展示し、アドベンチャーとオフロード(ラリー)のみとなったブース展開は「はっきりしていてわかりやすい」(見ていた方のコメント)と好評。ラリーのための技術には感嘆の声も挙がっていた。気になる人は埼玉県所沢市にあるBATON BIKESで試乗ができるので要チェック!

KOVEの3車種はどれも見逃せない!

今回展示されていたKOVEの3モデルはどれも注目に値する特徴と機能を持ったものばかり。それぞれ紹介していこう!

オフロードに全振りしたアドベンチャーモデル
800X RALLY

アドベンチャーモデルの800Xに『RALLY』の名を冠している通り、オフロードの性能を追求したモデル。水冷4ストロークDOHC二気筒799ccエンジンを搭載しながらも、半乾燥重量は176kgとかなりの軽量。ステアリングダンパーを標準装備。サスストロークはフロント270mm、リア250mm 、最低地上高293mmとオフロードへの高い走破性を有している。それでもシート高が895mmと足つき性が良いのは嬉しいところ。

フロントブレーキは大径シングルディスクを採用して軽量化。「オフロードならば制動力も十分だし、シングルの方が軽くて適している」だからだ。一人乗り仕様としてタンデムステップをなくている点も軽量化に一役買っている。注目すべきは後方のサブフレームが脱着でき、交換することも可能なところだ。
価格:1,648,000円

倒立フォークは剛性十分! ストロークも長いオフ向きだ
シートしたから伸びるサブフレームはボルトオンで交換可能

オン&オフを一台で楽しめるオールラウンダーのPRO
800X PRO

トラクションコントロール、3パワーモード(ECO、SPORT、RAIN)、空気圧センサーと電子系が充実しているほか、ダブルディスクブレーキも装備。搭載している水冷4ストロークDOHC二気筒799ccエンジンは、最高速度210km/hを記録するハイパワーだ。車体は半乾燥重量190kg、シート高875mmと、ミドルクラスアドベンチャーバイクとしては軽量コンパクトで扱いやすい。フロントサスはフルアジャスタブルで240mm、リアサスはプリロードアジャスタブルで240mmのストローク、信頼のKYB製となっている。エンジンガードも標準装備で、フィールドを選ばずにツーリングを楽しむことができる
価格1,578,000円

3パワーモード採用で扱いやすくパワフルなエンジン
ダブルディスクでロードでの制動力も高い

ダカール・ラリーのスペックを公道で楽しむ!
450RALLY

KOVEを紹介した冒頭にも書かせていただいた、ダカール・ラリーでの快挙を成し遂げたマシンを市販化したのが450RALLYだ。エンジンは単気筒499ccで低回転から粘ってくれる。またオイル量が1.8Lと大容量。オイルクーラーも標準装備となっていて、油温の安定と交換頻度の少なさを期待できる。車体も特徴的だ。デザインと見られがちだが、フロントカウルは走行風による疲労を軽減する効果が大きい。ガソリンタンクは30Lと「さすがラリーマシン」と驚く数字。しかしそのタンクの取り付け位置がバランス良く低い位置になっている点が見逃せない。長いシートを装着できるのは、ガソリンタンクの工夫があるからだ。シート高は960mmと高いので、ローダウンモデル(910mm)も用意されている。ラリーとは、速いだけではなく「安全に疲れずに走る」性能や技術が求められる。まさにロングツーリングにピッタリなのだ。2025年モデルは新グラフィックを採用し、EUROS+規制対応となっている。
価格:1,380,000円

給油口が前に二つ、後に一つ。タンクはフレームを囲むように配置され、シートを長く設計できている
この佇まい、競技車両さながらだ
精悍なイメージのフロントカウルは疲労軽減の機能も優秀

手軽な電動オフロードも見逃せない!

原付二種登録となる電動オフが登場
CAOFEN F80 STREET

電動オフロードの公道モデル。一度の充電で70〜90kmの走行が可能となる大容量バッテリーを装備。温度変化に強く、内部に特殊冷却液が循環して温度上昇を抑制する一方、低温では-40℃でも起動できるほど。最高速度は約85km/hで、モーター特有の加速はエンジンマシンを凌駕するほどのポテンシャルを持っている。モノコックフレームを採用し、軽量かつ高剛性で楽しいライディングを実現。CBSと保安部品を装備しているので、そのまま登録し、公道走行が可能となる。
価格:678,000円

CAOFEN F80 STREET主要諸元
車両区分第二種原動機付自転車
CBS前後輪連動ブレーキ
保安部品
パワーシステムpermanent magnet synchronous motor/Vector sine wave controller
定格出力1kW(最大8kW)
後輪トルク260N/M
最高速度85km/h
バッテリー温度管理システム付72V48Ahリチウムバッテリー
最長走行距離150km(@30km/h)
充電器84V18A(充電時間0%から約3時間)
ホイールベース1300mm
最低地上高300mm
シート高830mm
重量85kg
フロントタイヤ2.25-19
リアタイヤ2.75-18

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